約 1,027,411 件
https://w.atwiki.jp/hahupa3/pages/13.html
このページはPSPを使った対戦者、協力プレイ参加者を募集するページです。
https://w.atwiki.jp/rekkuuryuu/pages/3.html
裂空龍のPSPフル活用!! ここでは、PSPの使い方やPSPの魅力について書き込んでいきます! PSPの6大機能!!ゲームはもちろん、音楽、動画 そしてインターネットができるようになった! さらに、ロケーションフリープレイヤーでテレビも見られる! この素晴らしいPSPを活用していこう!
https://w.atwiki.jp/wbmwbm/pages/125.html
謀略組織・ネスツの改造人間アンヘルは今日も組織からの指令で外界へ出向いていた。普段は気ままに時を過ごしている身分だが、組織に属している以上は命令は絶対だ。 改造を受けたことによって向上した身体能力を生かし、組織の障害となる人物を何人も消してきた。今日の指令は組織の障害となるであろう格闘家を再起不能にすること・・いつもやっている単純な内容だ。だがアンヘルはあまり気乗りでなかった。 「ホント、弱っちいヤツばっかだし~」 改造を受けている上に日々実戦を続けている彼女の戦闘能力は彼女自身が思っている以上に高いものとなっていた。多くの格闘家をあっさりと沈めてきたことから自信を持つと同時に好敵手がいない事実に退屈する日々・・。それでも彼女は戦いを命ぜられる。 本日のターゲットはサウスタウンのテリー・ボガードだった。KOFにも参加していた格闘家の中でも特に強いとされている人物だ。アンヘルが受け取った写真は金髪の青年との2ショット。「こっちのイケメンも強いらしいけど・・まあ今日はこっち。うんっ」アンヘルは早速テリーの探索を開始し、彼がひとりになるタイミングを見計らう。 「おぉう。サスガ有名人。もう見つけちゃった」 金髪に茶色のジャケット。写真通りの出で立ちに断定するのは容易かった。特に住まいを持っていないという情報通りか、街を歩き回り続けるテリー。勝負を申し込むタイミングを見計らう内にテリーは路地裏へと入っていった。対峙するチャンスだ。 「よっし、いざアタック!」 嫌々受けた指令も戦いが近いとなると胸が躍る。アンヘルは卓越した跳躍でテリーを飛び越し、路地裏のど真ん中に着地した。 「えーと、あたしはネスツから来たアンヘル!テリー・ボガード、正々堂々と勝負しろ~!」 一方的で間の抜けた挑戦状にたじろぐテリー。しかしネスツという名は前々から耳に入っていた。無視出来る状況でもない。「ずいぶん可愛らしい挑戦者だが・・ネスツってとこは物騒って聞いたぜ。つまりは・・そういうことだな?お穣ちゃん。」警戒しての対応。冗談と受け流せない空気がその場には漂っていた。 「んまっ、あたしはただヤレって言われただけだし~。物騒とかそんなのは周りが決めることっしょ?」屈伸しながら軽口を返すアンヘル。筋肉が良い感じに火照ってきた。心地よい戦いの前触れだ。 「オーケィ。・・人もいないことだし、さっさと用件終わらせてほしいもんだね」 ジャケットを脱ぎ棄て、戦闘態勢になるテリー。未だ現役の格闘家に油断はない。 「う~ん、出来ればゆっくりお話したいカンジ?んじゃイクよ~っと」 気の抜けるような返しが聴こえた瞬間。ガンッと金属音がした。そしてテリーの視界には路地の向こうが急に映った。 (「上かッ」) 強靭なバネから繰り出される跳躍は凄まじいスピードを生み、テリーへと襲いかかる。 改造と鍛錬の掛け合わせで生まれた肉体はテリーのそれを遥かに凌駕していた。 「シッ!」 空を切るテリーのジャブ。迎撃を狙っての一撃だが、手ごたえはない。懐に潜り込んできたアンヘルの白髪が視界に入る。反射でのけぞり、顎を引く。同時に黒い塊がテリーの顎の前をギリギリ抜けていく。 「あ~れ~・・はずしちゃった」 恐ろしく速い蹴り。顎に当たれば一撃で沈んでいただろう。テリーは戦慄した。 「こいつは・・嫌な予感がしてきたな」 「あ、待ったナシだから」 思い出したようにアンヘルが呟いたと同時にテリーの足に激痛が走った。 アンヘルがカカトでテリーの右足を踏みつけていたからだ。 「ぐっ・・」 痛くないわけがない。そして動きが封じられることが何よりの痛手だった。 「本日一発目~!」 大ぶりのボディーブロー。先ほどの蹴りに等しい速度でテリーの腹筋へと叩きこまれる。 ズムッ・・と鈍い音が鳴ると同時にアンヘルの拳に肉の感覚が染みわたる。 「おぉ・・うッ・・!!」 細身の腕からは考えられない重さ。鍛え抜かれたテリーの腹筋が意味をなさずに打ち抜かれた。手首まで埋まったアンヘルの右手が内臓をかき回す。 「ヒューッ・・良い腹筋してるねェ」 久々に活きのいいエモノに出会い、“ボコリ甲斐”を感じたアンヘル。こうなれば彼女の欲望は止まらない。 「今夜はあたしの愛を受け取ってねェ~、餓えた狼さんッ♪」 右わき腹に食い込むアンヘルの左拳。鈍い音が再び鳴り、テリーの内臓が悲鳴を上げる。 「ぐはっ!・・が・・」 ふざけた容姿に見合わぬ闇を感じたテリーは逃げるように身を引いた。逃げられないことを体で理解しつつも、どうにか距離を保つことはできた。しかし、それはアンヘルがまだ潰しにかかってきていないからということはわかっていた。 「ハハッ・・こいつはすごいプレゼントだ・・俺なんかにゃあ勿体ないぜ・・」 「んも~、謙遜しちゃってェ。遠慮せずドーゾッ♪」 見えない。神速の拳。頬を打ち抜かれたと認識した瞬間、鼻血が噴出していた。 (「こいつは本当に・・ヤバイッ・・!」) 人間サンドバッグとはまさに今の状況だった。ふらついた瞬間また打ち抜かれる恐怖。 一撃をくらうたびに周りがスローになる。反撃しようにも一撃に持っていかれる体力と子心へのダメージが大きすぎる。 倒れそうになったら打ちこまれる腹への一撃。アンヘルにもたれかかるようにうなだれるテリー。細身の女子の拳が大柄な男をいいようにしている。矛盾した状況だ。 「どーよ?19歳のチョー美少女にボコられる気分は?新境地開拓って感じ?」 軽口を聴く余裕などなかった。ただ屈辱だった。実力を認めつつも、年齢差のある、それも女に一方的に負かされることなどこれまでなかったからだ。自分でも初めて感じた特殊な屈辱だった。憤慨して絞り出す気力、そしてそこから放つ攻撃も全てかわされる。 「ボディーはこう打つんだってば」 腹筋を容赦なく破壊する一撃。メキメキと不快な音を立てて、全身を熱くする。またもアンヘルに寄りかかるように倒れ込んでしまう。 「げはっ・・ごほっ・・」 胃液も逆流し出している。内臓はズタボロだ。憔悴した顔には豊満すぎる胸が当たっている。 「おネンネはまだ早くない?」 膝が腹へと打ちこまれる。不意の一撃。鳩尾に砲弾が撃ち込まれたようなものだ。 「げぼォッ!オォ・・ゴボッ・・げほ・・」 盛大に嘔吐するテリー。膝をつき、道にはいつくばるように苦しむ姿はサウスタウンで通っているイメージとはま逆のものだった。 「はぁ・・ハァ・・」 「さっ、続きしよーよ~」 しゃがみ込み、セクシーなポーズで挑発するアンヘル。汗も呼吸の乱れもない。彼女にとっては遊びでしかないのだ。 よろめいて、立ち上がるテリー。逃げる機会を窺いながら、精一杯ガードしてアンヘルの拳を耐える。だがガードしている腕が既に限界を迎えつつあった。 「いつまでもつか試してみるぅ?」 軽快なリズムで叩きこまれる鈍重な拳。壁に追い込まれて一方的に打たれ続けている。 このまま反撃できずに沈んだとしても、それがもっとも楽に解放される道なのではないか?テリーの脳裏には諦めのビジョンが浮かんできた。 「んも~、ガードばっかで飽きてきたにゃ~」 急に止む拳の雨。腕がしびれて動かないテリーをまじまじと眺めつつ、アンヘルの遊び方を考える時間がやってきた。フラついたテリーは足を動かすことすら苦痛だった。 「ハァッ・・はぁ・・」 肩で息をするしか出来ない。こんな無力感今までに感じただろうか?絶望を感じる前にまずは逃げるべきだが、そう思った時はすでに遅かった。 「よっ」 軽々と繰り出される鋼鉄のヒジ。深々と鳩尾に突き刺さる。 「おごぉっ・・!」 胃液も今日とった食事も全て吐き出した。生々しい音が路地裏に響き渡る。 「ん~、やっぱボディに限るねー」 腹への乱打。拳のマシンガンがテリーの腹筋が容赦なく壊していく。 肋骨が折れた。内臓は潰された。乾いた音だけが響くようになってくる。 ずむッ、ドスッ、ずぼォッ・・ 聴いたことのないような鈍い音が繰り返される。 「フィニ~ッシュ♪」 顎を打ち抜くアッパー。きれいな音が響き、テリーの意識が一気に吹き飛んだ。 (「・・これで・・解放されるなら・・」) 薄れていく意識の中、これで終わりと確信したテリーは屈辱の裏で安心もしていた。 しかし、悪夢は終わらない。アンヘルの遊びはまだまだ続く。 耳元で何か声が聞こえる。先ほど出会い、自分をたたきのめした女の声だ。 「ま~た弱っちい相手だったんですけど~?まあ、ボコっといたよん。」 弱っちいなんて言われたことはどれくらい久しぶりのことだろう?しゃがみこんで、不機嫌そうに携帯電話で連絡しているアンヘルを薄めで見上げた。眩しく、とても強い存在にはとても感じなかった。だが強かった。自分の手が届かないくらいに。 「あ、お目覚め?ごきげんいかが~?」 嬉しそうに話しかけるアンヘル。血で汚れた頬をきれいな指でつつく。少し触れられるだけで激痛が伴う。テリーの体はまだまだ満身創痍だ。 「さっ、デザートの時間だよ~ん」 言うが早いか、腹に再び打ちこまれる拳。仰向けになったテリーの体はビクンと痙攣し、手首まで拳が腹筋へと沈んでいく。 「ゴボッ・・」 再び胃液が逆流し、痙攣が激しくなる。 「オニーサンの腹筋、気に入っちゃった♪良い感じに鍛えてあって、打ち心地がサイコーだよっ?」 かき回される拳。すり鉢のように砕かれていく腹筋。鈍すぎる痛みがテリーの全身を支配していた。 「あぁ・・ぇ・・ぁ・・」 虫の息とはまさにこのことだった。満足に声も上げられない。 「あ、次のターゲットが決まってさー。オニーサンと一緒にいる金髪のハンサム君なんだよね。ロックって名前だっけ?あの子もボコっちゃうんだけど・・なんか言っておきたいことある?」 「ロック・・だ・・と・・!?」 ロックが危ない。日々共にしていた家族ともいえるような存在が今傷つけられようとしている。テリーの力に少しだけ力が蘇ってきた。 「手を出させは・・しない・・」 アンヘルの手を掴むほどの力を振り絞る。しかしよわよわしい力にすぎなかった。 「も~、そんな必死になっちゃうなんて、妬けちゃうにゃー」 包み込むようにテリーの震える手を握ったかと思うと、恐ろしい力がそこに加わった。 人の手くらいなら簡単に握りつぶせる握力で力ない手を完全に砕いてしまったのだ。 「がっ・・・」 壊れてしまった右手。ぺたんと地面に落ちて、そのまま動かなくなった。 「こっちも仲良く壊しておかないとネ」 左手も同様に優しく包み込む。そして似合わぬ怪力で破壊が行われた。 格闘家として大事な武器が2つとも破壊されてしまった。 無力だった。今、親友に魔の手が伸びていることをわかりつつも、圧倒的な力の前に自分は屈した・・テリーの頭に後悔や恐怖が入り乱れ、涙となって浮かび上がってくる。 「泣くことないって。ボコった後はここに運んで、二人で寝かせてアゲるから・・ネ?」 優しくテリーに口づけしたかと思うと、振りかぶった一撃を腹へと沈める。 ビクン、と大きく痙攣してテリーの体は糸が切れたように動かなくなった。 腹筋を打ち抜いたことにより、暖かくなった拳。 拳に口づけし、エモノの苦しみを想像して、身震いする。 「気持ちよかったにゃ・・次のハンサム君はどうイジメてあげよっかな~・・」 早速次のターゲットのもとへと行くことを決めたアンヘル。破壊の女神がゆっくりと腰を上げ、サウスタウンの闇へと消えていった。
https://w.atwiki.jp/majikon/pages/53.html
PSP/タクティクスオウガ 運命の輪 スクウェア・エニックス PSPアーカイブス これだけは落とせ 定番リスト
https://w.atwiki.jp/fait/pages/3.html
更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/31096.html
歪天聖霊 サタン・ディ・アンヘル KGM 光/闇 7 クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/チームヘル 8500 ■[ブロッカー?] [Wブレイカー] ■相手のクリーチャーの能力が発動する時、かわりにこのクリーチャーの[ジゴクミラクル]を使ってもよい ■[ジゴクミラクル7] (自分のターン中、自分の墓地から7枚カードを選んで山札の下に戻してもよい。そうしたら、次の能力を使う) 君の場のクリーチャー1体を選ぶ。そのクリーチャーはこのクリーチャーが場にいる間、[ブロッカー]を得る ■君の場にブロッカーが5体以上いるなら、このクリーチャーはシールドを更に2枚ブレイクする 作者 まぐねっと 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kof2002/pages/794.html
GCC+Dがガードできないので、ジャンプから技を出さずに着地し、立ちC+Dを暴発させて連続技を決めるのが有効。 JCのめくり性能が異常に高いので、中央でダウンさせられたら常に警戒する。 レッドスカイオブヤポネシアによる接近が厄介。届く距離では常に警戒し、見えたら後転でかわして連続技を決める。 無敵対空がないため、基本的には被せが有効。 アンチェイン中にオーガマトキを混ぜられるのが読めたらダッシュから連続技を狙うといい。 アンチェイン中の連係に対しては読みでガード段を切り替える他、前転、後転、大ジャンプ、無敵技などを駆使して的を絞らせないようにすることも重要。 2ゲージ以上あるアンヘルがMAX発動したら、MAX超必殺技による当て身投げを警戒する。
https://w.atwiki.jp/wbmwbm/pages/124.html
サウスタウンの路地裏で誰にも知られることなく、終わった一方的な暴力の時間。実行者にとっては少々退屈ながらも楽しかった甘美な時間であった。 その実行者は露出の激しい服装に、美しい白髪、はちきれんばかりのバストに若さを感じさせる細く艶やかな肢体・・誰もが破壊をもたらす悪魔のような本性を持っているとは気付けなかった。 アンヘルという名が彼女の名。次なる指令を受けるべく、引き続きサウスタウンを徘徊している。新たなターゲットも街の中にいるからだ。 そしてそのターゲットは運命的と思えるほど、早く出会えた。アイドルのように整った顔つきの美男子。 活発にストリートのスポーツに参加もするし、暴力沙汰も鮮やかに解決できる程の腕っぷし。テリー・ボガードと共にサウスタウンを見守っているロック・ハワードその人だった。 ロックは怒りに震えていた。だれかがテリーを壊したことについてだ。色々と心当たりはあるがテリーをあそこまで叩きのめせるヤツがいただろうか? とにかく見過ごせるわけがない。共に暮らしてきた絆で結ばれている。ロックもまた血眼でアンヘルのことを探していた。彼にとっても運命的な出会いだったのだ。 2人は街中で視線が合った。自然と人のいない路地裏に足を運んで行く。お互いの目で事情がハッキリわかったのだ。 「あんたが犯人ってことでいいんだな」 確信しつつも確認を兼ねて問いかけた。既に上着を脱ぎだし、Tシャツ一枚の臨戦態勢に入っている。 「こっちもお仕事だったしぃ、そんな悪人を見るような眼で見ちゃイヤン♪なんつって」 「ふざけるな…ヤるってことでいいんだな・・!」 ふざけきった態度がますます理不尽さをかき立てて、ロックを苛立たせる。 「うん、ヤるよん」 即答だった。首を傾けながら蕩けるような眼でうなずく。もうアンヘルも目の前の獲物の活きの良さにガマンを抑えきれずにいた。 「こんなイケメンで・・元気が良くて・・でも内心アタシにブルっちゃってるなんてさぁ・・可愛くて仕方ないジャン?」 舌をなめずりながらロックの全身を観賞する。正に豪華な料理を前にした感覚で相手を見ている。 「・・・・!」 そしてアンヘルの指摘もまた図星だった。あのテリー・ボガードを完膚なきまでに叩きのめせるということは・・確実に自分より強いということ。 ロックの背筋には悪寒も確かに存在していた。しかしそれで見過ごせる相手ではない・・さっきも思ったことだ。 無言で構えをとるロック。対してアンヘルは前にかがみ、胸を強調する姿勢で挑発する。 「ボッコボコにしたあと・・優しく寝付かせたげるし・・ネ?」 甘い声と共に殺気ともとれるプレッシャーを放つ。戦いはもう始まる。後には退けなくなったロックは覚悟を決めた。 「ほざけっ!」 そう叫ぶなり、挑発していたアンヘルにロックは、顔面目掛けてパンチを放った。 少し上体をずらすだけで避けられたが上手くいくなどとロックも思っていない。拳が空を切る音がハッキリと響いた。 「まぁまぁ鍛えてるってとこかにゃ~っと」 手を後ろに組み、胸を揺らしながらロックに歩み寄る。挑発的だが威圧的な空気も放つその姿をかき消すようにロックは拳を放ち続ける。 全てが当たらない。上体をずらすだけのわずかな移動が連続で繰り返され、不可思議な感覚を覚えた。フットワークが軽いという問題ではない。 勢いよく回し蹴りを放つも、それもまた見切られて避けられる。大ぶりな攻撃故に体力の消耗も激しい。ロックは動揺しつつも攻撃の計算を立てていた。 フェイントのような実力の近い人間に効く小細工は使えない。牽制の一撃を避けさせて、本命の回し蹴りを放つ。半ば確信して放った蹴りだが、それも虚しく空を切った。 「クソッ・・!」 振り上げた脚が、視界を遮ったほんの一瞬のうちに、アンヘルが視界から消えていた。 「しっかりしてよネ」 真横に移動されていた。肩に顎を乗せられ、退屈そうにつぶやかれる。 「オンナノコを喜ばせるのがオトコの役目でしょ~が~!」 そういってじゃれる猫のように頬を擦り付けてくる。女性に疎いロックには未知の感覚だった。戦いの最中にきたのだから戸惑うのは無理もなかった。 「っ・・離れろっ!」 がむしゃらにパンチを放つもあっさり避けられてしまう。距離をとることは出来たが、ペースは依然アンヘルのままだった。 「ちぇっ」 軽く舌打ちした瞬間、アンヘルの強靭なバネが繰り出すスピードがロックの眼前に現れた。 速い。ゼロ距離ともいえる距離に戸惑い、どう反応するかの判断が遅れた。ほんのわずかだがそれは大きすぎる痛手だった。 パンッ・・! 平手打ちだった。高く響く音にふさわしい威力にロックの頭がふらつく。 視界が歪み、姿勢を崩してしまう。 「・・!」 「狼さんには大体これくらいの力で遊んであげたけどさぁ。イケメン君にはちょっと辛いかにゃ?」 「くっ…」 舐め切った態度に唇をかみしめるが、強さを前にして萎縮するのは必然だった。今の一撃で開きすぎている距離を確信してしまったのだ。だがあがくしか選択肢はなかった。 「だあああっ!!」 屈辱や痛み、恐怖を忘れるように、ロックは突進する。アンヘルの顔面を狙う拳。普通のチンピラ程度なら一撃で沈めてしまう力を秘めている。それはロック自身が一番よく知っている。 だがアンヘルには通用しない。小さな動作で全て切り抜け、更に動作の隙をついてのカウンター。ロックの頬骨をとらえたキレのあるパンチだった。2発、3発と続けて痛快な音がこだまする。 「うぁっ・・!」 弱音がこもった声をあげてしまう。それを聞いたアンヘルの心は昂るばかりだ。 「そういうところに乙女は胸キュンしちゃうのっ」 「あああっ!」 二度目の叫び。負となるものを捨てきるための雄たけび。それらと共に放たれる拳も勢いを増すばかりだが、空を切る結果は変わらなかった。 「おバカさんにはこういうメニューがあるよん」 拳を握りしめたアンヘルの反撃は苛烈さを増す。無防備になったロックの鳩尾へ、思い切り体重を乗せたパンチを叩き込んだ。 ずぼォッ・・ 拳が入った瞬間、ロックに不愉快な痛みがほとばしる。テリーやストリートファイトの相手から喰らっていたボディーブローの比でない重さ。 「う…げえ……」 危うく嘔吐しそうになるのを、響きの悪い嗚咽とともにロックは堪えた。 気持ちの悪い汗が止まらない。膝が震え、劣勢に立たされてしまった。 「あんなに元気が良かったのに・・もっとガンバってよ・・ネ?」 震えるロックの頬に軽く口づけし、挑発をプレゼントする。しかしロックには恐ろしさしか伝わらない。いや、それが狙いだっと言うべきか。 軽くわき腹をつついてくる仕草ですら死を感じさせる。腹をおさえ、ふんばる姿に飽きたのかアンヘルの攻撃のペースが速まる。 わき腹、頬骨、鳩尾の三連攻撃。喰らうたびに空いた箇所をえぐる一撃はロックの体を蝕んでいく。 「あぐぅっ・・げはっ・・はぁ・・」 辛すぎる攻撃だがそれでもロックは倒れるわけにはいかなかった。せめて一撃。ぶつけないとテリーへ申し訳が立たない。 「う・・あああ!」 ふらつきつつもパンチを放とうとするロック。 その瞬間、顎にピッタリとアンヘルの拳がくっついていた。悪寒が走る。 「召し上がれ♪」 一瞬、顎から離れたかと思った刹那、完璧なアッパーがロックを捉えた。 「・・・!!!」 声すら出ない一撃。意識が飛びかけるも体が抵抗を忘れずに、踏みとどまる。 「ムダムダ~ってね」 挟み込むように両わき腹を潰す二つの拳。 「おぉ・・っ」 続けて首相撲のような体勢に移行し、アンヘルはロックの鳩尾へ膝蹴りを連続で叩き込んだ。 どむっ、ずぶっ、ずむ・・っ 「う・・うぅ・・くぅ・・」 弱すぎる呻き声が続く。首相撲の体勢を解き、地獄から解放された瞬間、アンヘルの左拳が鳩尾をえぐる。 拳が沈み、すぐさま引き抜かれるとロックの体内がとるべき反射をとった。胃の中身を全て吐き出させ、膝をつかせるように全身の力が抜ける。 「げぇぇぇ・・・」 「イケメンの腹筋を壊すのはタマンないにゃ・・」 蕩けるような眼で獲物の無様な姿を見下すのがアンヘルの至福のひと時だった。 悶えて苦しんでいく獲物が涙を流し、朽ち果てていく・・数々のターゲット、それも異性の場合がもっともアンヘルを昂らせる。その昂りは今、最高潮に達していた。 ロックはまだ落ちない。それが最高なのだ。弱すぎるのにあきらめずに向かってくる。そんな決意を踏みにじるのが最高の獲物の条件だった。 ロックは口元の血や汚物を拭い、立ち上がってきた。この諦めの悪さ、最高に「美味い」獲物だ。 「かっこいいよ・・そういうところ見せられちゃうと・・燃えちゃう・・ヨ?」 頬骨を抉るパンチ。よろめくロックの鳩尾をアッパーで浮かし、更に暴力の渦へと引き込んでいく。アッパーで全身の力をぬかし、無防備となった全身にパンチのマシンガンをたたき込む。 アザが出来、骨が折れ、立つことすらままならないロック。それを強引に起こしては、腹に膝を沈め覚醒される。吐しゃ物も出尽くし、わずかな胃液と空気がロックの口から洩れていく。 「あ・・ひぃ・・」 情けない声を出し、ついにロックの戦意は折られた。目はうつろになり、震えすらも止まった。血と吐しゃ物の匂いがしみつき、テリーの仇を討つという目的は打ち砕かれ、ぶざまに傷つけられた美男子がそこにはいた。 「ホント・・楽しかったよ・・」 ロックを抱き起こし、汚れきった唇に自身の唇を重ねた。甘いキスのはずが死の宣告に感じられた。アンヘルの潤った心と体と反するようにロックは心まで打ちのめされてしまった。 長いキスと抱擁により、ロックの意識は既に飛んでいた。かすかな呼吸をするも目の前の強すぎる小悪魔は見えていないかもしれない。アンヘルは豊満な胸をぴったりとロックに密着させつつ、後ろに回った。後ろから抱き込むような姿勢からロックの首へと腕を回し、キュッと絞める形で愛を表現しようとしたのだ。 「ぅ・・」 もはや声もない。涎がわずかに口から垂れ、ロックの呼吸は塞がれた。柔らかい胸と硬い腕の感触が脳を刺激し、脳内に熱が迸る。それは甘美な体験と錯覚させるような効果をもたらしていた。次第に股間が反応していく。 女性に疎かった自分が受けた初めての愛撫は激しくも歪み、熱かった。締めから解き放たれ、まさに意識が完全に切れる瞬間、アンヘルの胸が顔をうずめ。未知の感覚を最後にロックの意識は切れた。股間が熱くなり、不思議な気持ちになったがそれを気にする必要はなかった。 こうして新たなターゲットは果てた。おもちゃにされ、犯され・・闇の中に意識は埋まっていった。 食べつくしたアンヘルは快楽におぼれ、しばらく立てなかった。ぺたんと腰を落として、動かなくなったロックを見つめては悦に浸っている。 「ここ最近じゃ一番美味しかったにゃ・・」 膨れ上がった股間を指でつついては舌で口まわりをなめずる。 「体もしまってて、ボコってて気持ちよかったしぃ・・ウブでカワイイし・・こんな相手だったら何人でも相手しちゃうんだけどね~・・」 「あ、約束だし、狼さんのところまで運んであげなきゃ」 ロックを抱き起こし、おんぶする形で立ち上がる。 「よ~くお眠りなさい・・なんちて」 熱くなった胸のまま、朽ち果てた相手をその友のもとへと運びに消えていく。 次なるターゲットが教えられる時間まで、アンヘルは2人の動かない遊び相手を弄りたおすだろう。下した男は全て彼女のオモチャとなるのだから・・。
https://w.atwiki.jp/kof2002um/pages/268.html
KOF2002UMBBS2nd ○アンヘルスレ○ 戻る
https://w.atwiki.jp/sannkaku123/
#blogsearch2 注:ルールとして・・・ ①誹謗・中傷はしないで下さい、削除対象になります。 ②他サイトなど他人の著作物を勝手に転載しないでください。著作物の製作者にご自身で連絡を取り了解を得てから連載してください。このサイトの著作物はテキストの引用等は二次利用情報である事をを明記すればOKです連絡はいりません。 ③他人が作った記事をオーナーの了承無しに削除しないでください。一報お願いします。 ④管理人の独断と偏見(誹謗・中傷・個人情報が含まれる記事・広告等)で削除対象となる場合がございますのでご了承下さい。 管理人:ユキ サイト名:KOF13 攻略情報まとめ Wiki 連絡先:こちらからお願いします。 since2009.11.13 サイト『KOF13攻略情報まとめWiki』はTHEKINGOFFIGHTERSⅩⅢの情報を掲載する目的でつくられたサイトであり、動画は、著者及び団体会社、関係者様などに帰属致します当方は動画の権利を侵害する意思は一切関係ありません、サイト内に展示されているバナー以外の画像の無断転載複製流用は禁止しています、当wikiに至らぬ点がございましたら即刻改善いたします、ご報告宜しくお願い致します。 上記のルールでお願いします。